|
[SONY CLIE PEG-TG50 クリエ のレビュー ]
PDAだけはネットやコストのかかる拡張機能から解放されたいと思っていたところに現れてくれました。わたしはレポートなどの草稿を場所を気にせずに打ち込めたり、語学の学習のためにAudioPlayerを使っています。PDAでのスーケジュール管理は生活になじまないみたいです。Officeのビューアーがデフォルトで入ったのはうれしいのですが、編集が利かないので、以前はバンドルされていたDocuments To Go 5 を入れました。実装メモリではちょっとこれ以上はきついですね。。。メモリースティックやBluethootはVAIOユーザなので重宝です。ハードウェアキーボードは正直なところ慣れても打ちにくいです。けど無いよりズーとよいですよ。 現在のPDAの主流になりつつあるHWキーボード搭載のクリエです。 デジカメがついたりカード情報を読み込んだりの不要な機能が無くごくごく普通のPDAとして使用できます。 BlueTooth内蔵ですし、動作もさくさく快適な動作。 サイズも薄く、長さも胸ポケットにどうにか入る長さ、手で持つにもちょうど良い大きさかとおもいます。HWキーボードに賛否両論はありますが、押しにくいと言われるTG50のHWキーボードでもなれてしまえば手放せませんし、SJ33のようなジョグダイアルの押しにくさはありません。 現在のクリエの中では少し陰が薄いようですがベストバイだと思います。 スタイラスが下からの取り出し、フタが大きすぎるので★1つ減らしました。 Palm OS 5 を搭載した機種がいくつか出てきましたが、本機はその中では中間に位置する標準機といえます。 本体は Sony の Palm 5 シリーズでは最もコンパクトです。ただ、ハード・キーボードがついたため、Graffity エリアが狭くなっています。ここが、好みの別れるところでしょう。 その「売り」のキーボードも、キーが硬いため、あまり使いやすいとはいえません。 SJ 30 や 33 の大きさで Palm OS 5 を搭載したものが、望まれるのではないでしょうか? いわば、過渡期の一台といえるかもしれません。なお、MP3 再生機能がついているので音楽が楽しめるのはグッドです。 スケジュールの変更や移動が簡単に行えるのでとても重宝している。スケジュール管理、To Do、アドレス帳などの基本機能には何の不満もない。動作は機敏で、手書き入力もサクサク変換してくれて気持ちがいい。キーボードは評価が分かれそうだ。ちまちまキーボード入力するより、どんどん手書き入力したほうが作業が速いような気がする。キーボードなしで液晶スペースの大きな機種があれば、そちらを喜ぶユーザーは多いと思う。 売り物はBluetoothによる通信機能だが、対応の通信機種などが限られているので、現時点ではまったく利用していない。パソコンとの連動にはUSBを経由している。 通信スロットがないので、メールの送受信などを行うモバイル端末として使うには専用のアダプターが必要。最初から通信利用を考えているのなら、通信スロットがある別の機種を購入したほうがスマートだと思う。(Blu!etooth対応のAir H''があればなぁ……。) 高機能な手帳として使う分には不足のない機種なので、「メールは携帯で十分」「モバイル端末としてノートパソコンも併用する」という人にとっては威力を発揮するPDAだと思う。頑丈なカバーが付いているので、そのまま無造作にカバンに放り込んでいても壊れそうにない頼もしさがある。
|
ハードウェアキーボードを搭載し、長文のメールやメモ等が簡単に入力できるようになっているPDA。搭載OSはPalmOS 5で、クレードル経由で接続したパソコンとボタン一つでデータの連携を図れるようになっている。
拡張スロットはメモリースティック用のもの以外ないが、別売のアダプタを介してPHS通信カードを装着し、直接インターネットに接続することができる。また、マルチメディア機能も強力で、デジタルカメラ機能で取り込んだ静止画だけでなく、TRAC3/MP3形式の音楽データの再生、専用ソフトで変換した動画データの再生に対応している。
ソニーのパソコン「VAIO」と組み合わせれば、VAIOで録画した番組データをクリエで再生することも可能になる。(高安正明)
|
|
|
■
SONY CLIE PEG-TG50 クリエ TOPへ戻る
|