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[ONKYO WAVIO USBデジタルオーディオプロセッサー SE-U55X(S) のレビュー ]
2003年の夏から冬までの間にかけて、PCでの作業中にMP3やCDを聴く目的で使用しました(今は訳があって別の製品を使っています)。この製品の主な長所を2点挙げます。 ・リモコン操作ができる これは想像以上に便利です。バンドルソフトのCarryonMusicと連携することで、リモコンによる遠隔操作が可能です。コントローラーのレイアウトもすっきりしていて、操作に迷うことはありません。就寝前にPCで音楽を聴き、さて寝るかというときに布団の中からリモコンでWindowsのシャットダウンが出来るので、ものぐさな僕には重宝しました(ただリモコンの有効範囲が少し狭いのが難点です)。 ・音質が良い 音質は、現在発売されているPC用スピーカを接続するのであれば全く問題ないレベルです。一般的なサウンドカードと異なりUSB接続で筐体から離れた場所に置くことができるため、ノイズの影響を受けず、不快なノイズは殆ど聞こえません。 ちなみにこの製品はアンプを内蔵していないので、ミニコンポに付いてくるようなアンプなしのスピーカーを再生することが出来ません。僕はそこが気にいらなくて結局ヤマハのAP-U70という製品に換えましたが、そちらはこの製品より高いです。どちらを購入するかはアンプなしスピーカーを用いるか否かで決定すればいいと思います。 もし今マザーボードのオンボードサウンドや、サウンドカードを使っているのであれば、これと交換することで音質の向上を体験することができると思います。現在販売されているPC用オーディオ周辺機器の中では、最もいい製品のうちに入るでしょう(数万円するプロ用オーディオカードは別ですが・・・)。
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飛躍的な音質向上、デジタル信号からピュアなアナログ信号を生成する新回路「VLSC」 D/A変換器のノイズシェーピング等で発生する有害なパルス性ノイズは、従来のフィルタ方式では完全に除去することができなかったが、オンキヨーは最高級AVアンプに搭載した独自開発VLC技術を進化させた回路、「VLSC(Vector Linear Shaping Circuitry)」を新開発。VLSCのベクトル信号発生器は、音楽信号の変化情報に則し、ノイズを含まない滑らかな信号を生成し出力していく。MP3はもちろん、あらゆるデジタル音楽信号でその効果は高く、音の実在感や音場空間の再現力が飛躍的に向上、微妙なニュアンスまでも余すところなく再現する。 音楽再生はリモコンで快適操作 ボタン1つでアーティスト別、アルバム別に曲を表示させたり、プレイリストを呼び出すことができ、お好きな曲を選んでリモコンで再生ができる。また音楽ソフト(CarryOn Music)の起動や、モードの切り変えでPCの電源OFFもリモコンで操作でき、パソコンをオーディオ感覚でコントロールすることができる。 SN比110dB。これまでにないサウンドクォリティでデジタル録音/再生が実現 PCとは簡単USB接続なので、ノートPC、デスクトップPCいずれでも、パソコン内部のノイズの影響を受けない。また新回路VLSC搭載などの徹底したノイズ低減技術によりSN比110dBを実現して飛躍的な音質向上を図りた。これまでにない高品位なサウンドでデジタル録音*/再生を楽しむことができる。 *著作権保護されたデジタルオーディオデータの入出力はできない。 再生、録音からCD-R/RWライティング機能まで統合した、CarryOn Music(TM) ver2.70 多彩なフォーマットの音楽ファイルを一括して管理し、パソコンをジュークボックとして楽しめる、CarryOn Music(TM) ver2.70を標準で搭載。楽曲の再生、MP3やWMAへのエンコードはもちろん、外部オーディオ機器からの録音や、プレイリストからのCD-R/RWライティングまで、多彩な機能を搭載している。
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