時々青っぽくなってしまうことがありますが、それ以外の解像度等は不満はないですね。300万画素クラスのデジカメで撮った画質と同じ、とありましたが、銀塩とデジカメの写真を比べるのも何ですが確かに300～400万画素クラスの解像度はあるように思います。

ひとつ上のUFSにあるようなゴミ除去機能はないのですが、読み取り面のホコリとかを丁寧に除去すれば大丈夫です。
まぁ上を見ればキリがありませんが、レタッチが面倒だとか、もっとラクしたいとか、ラボ並の画質を求める人には物足りないかもしれません。

私のように自分で現像して確認のために取り込みたいという人(銀塩ユーザーには結構こういう方が多いんじゃないかと思うのですが)にとっては十分満足できるスペックだと思います。

最近のスキャナーの売りはフィルムスキャンが容易に出来ることですが、これは今ひとつ。フィルムをスキャンする以上、ある程度の解像度で行うわけですが、パソコン側の能力不足も手伝ってか、動作はだいぶ遅いです。また、１列６コマしか同時スキャンが出来ないのは、フィルムを入れ替える手間も相当で、かなりわずらわしく感じます。

最も、本格的にフィルムスキャンを行うのであれば専用機を買うべきなのでしょうが、こういったタイプのものを買い求めるのであれば２列１２コマのスキャンが出来る物にした方が良いと思います。