|
[SHARP ドッキングオーディオシステム iPODドック搭載オーディオ CDプレーヤー AM/FMチューナー搭載 ブラック系 DK-A10CD-B のレビュー ]
EQ OFFでも低音かなり強めですが(国産機にしては)、別にこれくらいの低音量は外国産にはいくらでもありますし、悪くないです。これぐらい豊かな低音のほうが音楽が楽しく聞けます。また背面のバスレフポートをスポンジ等で好みの加減で塞げば、低音の量感は好みのバランスに調整できます。ipodのmenu操作ができないのはマイナス1点、一年くらい前からすでにipodのmenu操作ができるipodスピーカーがいくつかのメーカーからは出ているのに、この時期なぜmenu操作に対応させなかったのでしょうか。 今まで使っていたコンポが死んだのをきっかけに部屋の中でのオーディオ環境を変えようと思っていた最中に出会ったのがこれともう一つ、ONKYOのCBX-Z1でした。
両方ともipodのドックを持ち、CDとTUNERを備えた製品ということで迷っていましたが、某家電量販店“ヤ”で試聴をした結果、こっちに決めました。
高級オーディオの分野で割りと高い評価を得ていたオンキョーですが、実際ここのレビューで
も書かれている通り音質に満足できませんでした。
オンキョーのCBX-Z1は低音も高音も中途半端で篭ったような音ですが、このDK-A1の方は逆に低音が強すぎてボコボコになってしまいます。
故にジャズや交響曲等では、よく言えば低音が強調されたメリハリのある音になりますが、メタルやロック系統の曲ではそれが過剰になって暴走族のカーオーディオみたいになってしまいます。
サイドについているサブウーファーの口径から言ってもこれほどの低音が出るとは考えにくく、イコライザーを切ってもドンシャリの傾向が収まらないのでアンプの時点から低音重視の音作りをしているようです。
なので集合住宅の方は勿論、一軒家の方でも夜中の使用には意識して音量を絞った方が賢明でしょう。
上記の音作りといい、CDのスロット部とウーファー周辺のイルミネーション・円筒形を基本としたデザイン・電源のオンオフによって見え隠れする最上部のiPod収納部の見た目といい、良くも悪くも若者向けの製品といった感じです。
このとおり音質には若干の難がありますが、iPodの再生と充電(itunesとの同期は出来ません)の他、音楽CDとCD-R/RWに焼いたmp3とWMAの再生、AM/FMチューナーも装備するので、これ一台あれば一通りのオーディオ環境は揃うでしょう。
また、背面にRCAピンプラグの外部入力を装備するのでiPod以外のオーディオプレーヤーも扱うことが出来ます。
家電量販店ではオンキョーのCBX-Z1より5千円ほど高いので負けているようですが、店員の薦め通りメリハリのある音質を好むなら断然こちらでしょう。
個人的にはウーファーは別途音質の調整が出来るようにしてくれると嬉しく、スーパーオーディオCDのサポートをしてくれると有難いです。
また、iPodのためにコンポジットの映像出力を装備しているのでさらに発展させてS端子を装備し、DVD-Videoをサポートしてくれたら良かったと思います。
|
|
|
|
■
SHARP ドッキングオーディオシステム iPODドック搭載オーディオ CDプレーヤー AM/FMチューナー搭載 ブラック系 DK-A10CD-B TOPへ戻る
|