|
|
1029万画素レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ シグマSD10は、RGB全色を1つのピクセルで取り込むことができる画期的な撮像素子、「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー」を搭載している。Foveon X3ダイレクトイメージセンサーは、シリコンの異なる深さに配置されており、シリコンの赤・緑・青の光を異なる深さで吸収する性質を利用し、1つの層で"赤"、別の層で"緑"、残りの層で"青"を記録する。これは、Foveon X3ダイレクトイメージセンサーのすべてのピクセルにおいて3種類のピクセルセンサーが存在することを意味する。 従来のイメージセンサーはすべて、ピクセルセンサーが1層しかなく、1ピクセルあたり1色しか記録できない。したがって、すべての色を取り込むために、ピクセルは3 色のチェッカーボードに似たモザイク状にまとめられる。このアプローチには、モザイク式のイメージセンサーが、どんなに多くのピクセル数を追求しようと、本質的な欠点がある。それは、3 分の1の色しか取り込めないため、残りの3 分の2を補間するという、複雑な処理に頼る必要がある。補間はカラー・アーチファクトにつながり、画像のディテールが失われてしまっている。 Foveon X3ダイレクトイメージセンサーは、1つのピクセルでRGB全色を取り込む、新しい考え方のイメージセンサー。このため従来のデジタルカメラでは苦手とされていた偽色の発生を抑え、画像を鮮明にし、忠実な色再現を実現している。 色を取り込むためのFoveon X3ダイレクトイメージセンサーの革命的なプロセスにより、シグマSD10は画質で妥協する必要が決してない。
|
|
|
■
SIGMA SD10 デジタル一眼レフボディ TOPへ戻る
|