|
[Canon PowerShot A60 のレビュー ]
個人用のデジカメとしては、2003年の夏にはじめて買いました。対抗馬はNIKONの同等機種でしたが、マニュアルモードの差(店員の強力なすすめ)でこちらを選びました。
実際はフルオートで撮ることが多いです。十分な光量があれば、驚くほどきれいな写真が撮れます。
他のデジカメでも同じですが、標準感度がISO 50と低いのは惜しい。暗いところでは、フィルムカメラに負けますね。
200万画素とスペックは控えめですが、下手に画素数を多くしてもCCDを大きくしなければきれいな画像は得られません。その点、この時代のデジカメは良心的です。乾電池4本と軽くはありまんが、逆にグリップは最高です。
A60を2台、A70(300万画素)を1台もっております。主にA60 2台をフル稼働で使っています。
これで、簡易防水がついておれば「完璧」です。 200万画素であることと、動画サイズがワンランク小さい点がA70との主な相違点です。パツキンのメイン機体として使用していますが、マニュアルモードの充実と基本的な画質が良い点がウリです。低価格帯製品ですが、まさに正統派のデジカメです。単三4本使用なので重く感じますが、ホールドに最適な本体側面のなめらかな溝と相まって、逆に手ブレ防止に役立っています(A80ではこの溝が無くなりました)。むしろ、電池蓋の接点不良が問題で、うまく蓋を閉めてあげないと機体が電池を感知しないことがあります(現在は改良されているかもしれません)。でも、そんなことは些細なことです。これだけマニュアルでイジることが出来、画質も満足できる機体は間違いなく他にありません。マクロも結構寄れますし、プリントでもハガキ大サイズなら全く問題ない良好な画質です。300万画素機のA70では他メーカー機にも食指が動きかねませんが、A60なら他機種を気にする必要がないのもポイントです。 A70との違いは画素数の違いだけと言っていい。問題はその差の100万画素に数千円の価値を見出せるかどうかだ。「200万画素あれば十分」、「できるだけ安い方がいい」というならA60を。画素数がどうしても気になるならA70を選べばいいだろう。ボディサイズは小さくはないが、大きすぎることもない。胸ポケットに入れるのは無理だが、鞄に入れて毎日持ち歩くことは可能だ。グリップも指の曲がり方に合わせて作られているので、ホールディング性は良い。 ただ電源が単三乾電池×4本なので、毎日持ち歩くには少し重量が気になるかもしれない。しかしその分、スタミナは十分。 このA60はスナップはもちろん、マニュアル機能を搭載しているので、三脚に据えて風景や静物などをじっくりと撮ることも可能だ。同価格帯のフルオート機では、こういう使い方は難しい。 また画素数は上位機には劣るものの、極めてノイズの少ないクリアな画質は失われていない。 一方、三脚ネジ穴がプラスチック製であることなど、コストダウンの跡が見られるが、特に重大な欠点はなく、値段を考えれば目をつむれる範囲だろう。 この値段で、これだけ機能が充実していて高画質のカメラは、そうはないだろう。 A70との違いは画素数だけ。こっちは200万画素です。 後は全く同じでシャッタースピード等いろいろな切り替えが出来ます。 機能は一眼レフとほぼ同じ。 引き伸ばしにしない人はこれで充分ではないでしょうか。 不満は少し重いのとデザインです。
|
|
|
|
■
Canon PowerShot A60 TOPへ戻る
|