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[FUJIFILM TX-2 ボディ のレビュー ]
TX-2および兄弟機のハッセルX-PAN2は他に類のないパノラマカメラです。
3本のレンズは高画質で、全紙大の引き伸ばしにも余裕で対応します。
また、パノラマカメラとして一般的なHORIZONなどのレンズ首振り式の
パノラマカメラと違って、70cmまでに近接撮影ができる点も優れていま
す。画質/携帯性/汎用性をパノラマカメラに追及するなら、これしか
ないでしょう。価格は高めですが見合う価値のある一品です。 パノラマ撮影のできるカメラを探していてWEBでこのカメラを知りました。求めていたものにぴったりなのですが・・・、本体はともかくレンズ、特に30ミリが高価で、ちょっとビビッテしまいました。まずは45ミリで我慢かな・・・。
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中判カメラクラスのレンズで35mm判を撮る。粋を極めた逸品レンズの喜び “標準”“フルパノラマ”撮り分け自在。デュアルフォーマット TX-2は、24×36mmのノーマル撮影と、24×65mmのフルパノラマ撮影の常時切り替えが可能なデュアルフォーマット。この機能は、6×4.5cm判をもカバーする広大なイメージサークルの高性能レンズと独自の高精度フィルム給送制御システムによって実現した。プレワインド方式でフィルム長をあらかじめ把握し、フィルムを有効に使用。両フォーマットが1本のフィルムに混在しても画面間隔は常に一定。 さらに使いやすく進化。レンズ交換式レンジファインダー 明るく見やすく、正確なフォーカシングが可能な実像式の二重像合致部分。エッジを利用した「上下像合致」でのピント合わせも可能。さらにTX-2では、ファインダー内にシャッタースピード、露出インジケーター、露出補正マークを表示。より使いやすさを高めた。45mm、90mmレンズでは「レンズ交換連動変倍ファインダー」により、ファインダー光学系の倍率、ブライトフレームのサイズを自動変更し、パララックスも自動補正。30mmレンズ使用時は、ホットシューに専用ビューファインダーを装着する。 二重像合致式高精度距離計 測距精度を大きく左右する基線長に62.2mmもの長さを獲得した、二重像合致式高精度距離計を搭載。13個もの光学部品による独自の光学系メカニズムが高精度な測距性能を実現している。 選べるフラッシュ発光タイミング フラッシュ発光タイミングの、ノーマル、後幕を選択可能。動きのある被写体も自然に描写できる。 専用設計フォーカルプレーンシャッター 幅65mmの専用フォーカルプレーンシャッターを、ブレなく、確かな平面性で縦方向に駆動。測光はEV4~EV19(ISO100 f4時)の広範囲にわたる、TTLシャッター幕面ダイレクト測光。 精悍なブラック塗装の金属外装ボディ ボディは、高精度アルミダイキャスト製。外装素材には、耐衝撃性、耐食性に優れたチタンとステンレスを採用。TX-2のメカをしっかりと保護する。 MODEボタンで選べる多彩な機能設定 各種機能を背面のMODEボタンと2つの▲▼ボタンで簡単設定。見やすい液晶表示により設定と確認が同時にできる。(露出補正、AEB、多重露光、シンクロタイミング、フィルム感度)。 AEB機能、露出補正 標準、アンダー、オーバーの順に3カットを、補正幅0.5EVまたは1.0EVで連続撮影できるオート・エクスポージャー・ブラケッティング(AEB)機能を装備。あらかじめ露出捕正された場合はその補正値が標準となる。 多彩なフィルム給送モード 1コマ撮影の「シングル」、連続撮影の「コンティニュアス」、さらに多重露光の「マルチ露光」を装備。フィルム残量がノーマル画面1コマ分の状態でフルパノラマに切り替えた場合には、シャッターロックと警告で残量不足を知らせる。またフィルム自動巻き戻し時のべロ出し、収納も選択可能。 大型液晶パネル カメラ背面の、バックライト機構付き大型LCDディスプレイに撮影情報を見やすく表示。多彩な機能設定も一目瞭然。 撮影モード 各絞り優先AEは、レンズ側の絞りリングで適正なシャッタースピードを自動制御。もちろんマニュアル撮影も思いのまま。
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